スキルアップも忘れずに
スキルアップが単価アップにつながる
フリーランスに対して「現在の働き方を継続・成功させるために必要なことは何ですか」という質問に対して最も多かった回答は、「成果につながる専門知識・能力・経験」(約64%)でした。他の人が持っていない、あるいは真似できない専門性の高い経験やスキルがあれば、安定した仕事の受注につながります。つまり、フリーランスとして安定した収入を得たいなら専門性が必要、ということですが、ただ専門性を磨けば高単価の案件を受注できるわけではありません。新しい分野での経験を積んだり、今後ニーズが高まる分野を見据えて専門性を磨いたりすることが必要です。
エンジニアに必要なスキルは?
もちろんプログラミングスキルです。Webエンジニアであれば、HTMLやCSS、JavaScriptの知識は必須です。Webサービスを構築する場合はJavaやRubyなどの言語の知識が必要ですし、ゲームを作りたいならC言語やC++の知識が、組み込みや制御系のプログラムを作りたいならC言語やアセンブリ言語の知識が必要です。
できれば、どれか1つの知識を磨くのではなく、「ECサイトを一から立ち上げて運用・保守できる」ように自分をパッケージ化できるスキルセットを持つことが理想です。
「セミナー」に参加してみよう
フリーランスは自ら知識をインプットすることが重要です。都市によっては社会人向けのセミナーも開催されているので検索してみてください。オンラインイベントに特化したイベントを検索できる「Workship EVENT」を利用すれば簡単に見つけられます。
手軽に調べたいなら、SNSとの連携や専用アプリがある「connpass」を利用してみてください。大手企業のイベントが多数紹介されているので一度チェックしてみてはいかがでしょうか。 イベントの動画のアーカイブやレポートを公開している「Techplay」もおすすめです。幅広い内容を網羅しているので確実にスキルアップにつながり、さらにキャリアアップの情報も集められます。実践的なスキルを身につけたいなら「スクール」がおすすめ
費用がかかってしまいますが、実践的なスキルを身につけたいならスクールに通うといいでしょう。現役のフリーランスから学べるのでより実践的なスキルが身につき、仕事にも直結します。また、実際にクライアントを紹介してくれるサポートもあります。何も伝手がない人からするととても心強いでしょう。
仕事をしていく中でスキルアップしていくこともある
多くのフリーランスはとにかく案件を受注することでスキルアップを図っています。さまざまなパターンに出会うことで必然的にスキルアップにつながるからです。仕事を依頼された時に、「できる」というビジョンが思い浮かぶのであれば積極的に引き受けたほうがいいでしょう。
簡単な仕事ばかりを引き受けてもスキルは身につきません。少し難しそうな案件にも挑戦してみましょう。
独学でも学べる
本やブログから自分で学ぶ方法もあります。場所を問わず、何度も読み返せるので知識の定着に役立つでしょう。また、IT業界は変化が激しいので、常に最新の情報を把握することも大切です。自分の職種に関する情報は積極的にキャッチするようにアンテナを張っておきましょう。